「保険なんて効率が悪い」「投資に全振りした方がマシ」 そう考えている方にこそ、ぜひ読んでいただきたい内容です。
実は、とある保険を「運用」ではなく「節税の器」として活用することで、実質利回り5%以上を貯蓄と同等のリスクで叩き出す活用術があります。大きな利益は望めませんが、銀行に眠らせている「動かさないお金」があるなら、これを使わない手はありません。
なぜ「積立保険」が投資より勝る瞬間があるのか?
今回紹介するのは、ニッセイの 「ちょこつみ(傷害保障付積立保険)」です。 (※私はニッセイの回し者ではありません。1円のインセンティブもありませんが、スペックが優秀なので紹介します。他社に似た商品があればそちらでもOKです。)
この商品の最大の特徴は以下の3点です。
- 3年間の払込で10年満期(返戻率105.2%)。
- いつ解約しても、払い込んだ保険料が100%戻ってくる。
- 傷害死亡時におまけ程度の障害死亡保険金が受け取れる。
通常、積立保険や多くの保険は早期解約すると元本割れしますが、この商品は「出口が常に全開」です。これが最強の武器になります。
「返戻率」に騙されるな、見るべきは「実質利回り」
「10年で返戻率105.2%なら、年利0.57%でしょ? 国債(1.1%〜)より低いじゃん」と思った方、正解です。普通に持っているだけなら、今の金利状況では魅力がありません。
しかし、ここに「生命保険料控除」を加算すると景色が一変します。
生命保険料控除のインパクト
この保険は「一般生命保険料」の控除対象です。他に生命保険に入っていない(枠が余っている)場合、以下の節税メリットが発生します。
【年12万円(月1万円)払い込んだ場合の節税額(目安)】
- 所得税率10%の方: 年間 約6,900円の節税 (住民税の控除10%も加味)
- 所得税率20%の方: 年間 約11,000円の節税 (住民税の控除10%も加味)
結論:3年で解約するのが「最も効率が良い」
この手法のキモは、満期まで待たずに3年(払込終了時)で解約することです。
なぜなら、4年目以降は「節税」という最大の追加利益が発生しなくなるからです。保険料払込期間満了日の翌日で返戻率は101%で戻りますので、浮いた税金分+1%が「実質的な利益」になります。
シミュレーション:実質利回りの比較
所得税率20%の人が、月1万円(年間12万円)を積み立てた場合:
| 出口のタイミング | 実質利回り(節税考慮) | 備考 |
| 4年目に解約 | 5.41%* | 高い資金効率。 |
| 10年目(満期) | 1.86% | 利回りが分散されて低下してしまう |
*4年目の実質利回り:年間保険料12万円から生命保険料控除による税還付額を引いた金額を投資金額とし、4年目に363,700円で解約した場合として計算しています。(3年間の累計税還付額:約3.3万円)
⚠️ 注意:この「裏ワザ」が使えない人
非常に優秀なこの手法ですが、以下の方は恩恵を受けられません。
- すでに生命保険料控除(一般)の枠(年間12万円等)を使い切っている方
- 所得税・住民税を納めていない方(専業主婦・主夫の方や、非課税世帯の方など) あくまで「払うはずだった税金を自分のポケットに戻す」仕組みであることを忘れないでください。
おわりに:リスクを抑えて賢く増やす
この方法は「大きなリターン」は生みませんが、「税金を払う代わりに自分の手元に残す」という確実な手法です。
「投資に回す現金が余っているけれど、リスクは取りたくない」
「生命保険料控除の枠がスカスカで勿体ない」
そんな方は、この「高利回り貯金箱」を検討してみてはいかがでしょうか。
少しでも興味を持たれた方は、『ニッセイ ちょこつみ』で検索してみてください。(何度も申し上げますが、私はニッセイさんとはビジネス的関係は全くありません。)
当該内容は投稿日のニッセイHPのちょこつみの内容を参照、現行の税制を元にしております。実際の申し込み・契約時はご自身で内容を精査の上、ご判断いただきますようお願いいたします。


コメント